ハイブリッド工法A-RCS(アークス)は、鉄筋コンクリート壁式構造です。壁式構造は壁・床・天井の6面体で地震や台風などの外力をバランスよく分散して受け止めます。また、鉄筋コンクリート自体が重量のある剛構造なので地震の時揺れも少なく、優れた耐震性を発揮します。
大地震の際に発生する火災に対してもハイブリット工法A-RCS(アークス)は、耐火建築物の鉄筋コンクリート造の為、強さを発揮します。密集した地域で広範囲に広がる都市型火災の延焼を最小限に食い止めます。
地震に強く、火災にも強い安全なまちづくりに鉄筋コンクリート造のハイブリット工法A-RCS(アークス)は、大きな役割を担っています。
型枠にコンクリートを流し込んで構造体を造りますので、必然的に壁・柱・天井・床が全て一体化した「一体構造」になります。そのため建物に隙間がなく、気密性や断熱性を確保しやすいのです。また箱状の部屋を造って強度を確保する「壁式構造」なので、揺れにも非常に強い特長があります。
鉄筋コンクリート以外の構造体は、バラバラの木材や鉄骨材を組み合わせて建物を組み立てるために、気密性を確保しにくく、揺れにも弱い。
A-RCS(アークス)の型枠パネルはFRP(ガラス繊維強化プラスチック)で出来ている為、軽量で取り扱いが簡単です。型枠パネルの連結も専用のプラスチック製クリップで留めるだけなので、型枠大工の様な高等技術も必要なく次々とパネルを組み立てる事ができます。型枠パネルは工場で厳格な管理のもと製造されているので正確な寸法精度で組み立てられます。
また、FRP型枠は、コンクリートが硬化する為に必要不可欠な水分が十分に保たれるので品質の良いコンクリートがつくられます。さらに、FRP製型枠は剥離性能にも優れている為、コンクリート硬化後の打ち肌はすべすべの状態で仕上がります。
ハイブリットエ法A-RCS(アークス)は美しい打ち肌が自慢です。
A-RCS(アークス)はコンクリート構造体工事・断熱工事・内装下地工事など構造躯体の主な工事を型枠工事終了と同時に完了してしまいます。一人何役も担えるむだのない効率の良いシステムによりコストダウンを実現しました。
A-RCS(アークス)は断熱材を型枠としているので、鉄筋コンクリートの躯体と断熱材が密着しています。室内の壁と躯体の間の「空気層のない一体型構造」は、躯体を痛める要因の躯体内結露を防ぎ、健康に害を及ぼすカビやダニを発生させません。 また、コンクリート躯体の室内側には、断熱材が密着しているのでコンクリートから伝わる外気温を室内に伝えにくく、快適な室内温度を保てます。
コンクリートは比重の大きい材料なので、遮音性能がとても優れています。外部の音を遮る事でとても静かな住環境とすることが出来ます。
※サッシの大きさや、建物の形状、状態により数値は異なります。
コンクリートは不燃材です。「耐火構造」に区分され1000℃の炎に2時間さらされても燃えません。用途地域を選ばず、安全な建物で大切な資産を守ります。
鉄筋コンクリート壁式構造は、床・壁・天井が一体化となっておりとても気密性が高くなります。室内の温度調整が容易になり高い省エネ性能となります。
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