スチールパネル工法は「薄板軽量形鋼造」ともいいます。優れた耐震性、耐火性、耐久性をもち、しかもコストを抑えることが可能な為、一般住宅以外でも、マンションオーナー様などにも推奨の工法です。
鋼材板厚の形鋼材を角型やC型に成形し、それらを外壁、床、屋根などの主要構造材としてパネル化、強靭なビスやボルト、ジョイント金物などで一体化させた大型パネル構造です。代表的な事例でいいますと、スペースシャトルや新幹線など、非常に高い耐力を要求される構造物に用いられている構造です。優れた耐震性、耐火性、耐久性を備えています。
スチールパネル工法の構造設計は厳しい設計基準によって設計されています。例えば阪神淡路大震災クラスの大地震にも安全であるという結果が出ています。
外壁や床などに使用されるパネルは、無機質のため燃焼することはなく、従来のコンクリートをはるかにしのぐ耐熱性能を発揮します。
スチールパネル工法に使用される主要構造材は、世界トップの防錆処理技術を誇る国内高炉メーカーが開発製造した「溶融亜鉛めっき鋼板」を使用しています。この溶融亜鉛めっき鋼板は、プレハブ住宅に適用される技術規定において最高ランクの防錆処理が施されています。
また、接合部分の耐久性も腐食促進試験で100年以上の耐久性があることを確認しています。
スチールパネル工法は、高性能の断熱材を標準仕様としています。
高性能の断熱材を使用することにより、断熱性能を下げる熱橋現象が生じにくい工法です。
スチールパネル工法では、上下階の遮音性能を向上させる実験的検証を行っています。
共同住宅や有料老人ホームなど、界床の遮音性能を高く求められる性質の建物には高比重の遮音マット(鉛含有ゴムシート)や置床構造などを採用することで、より高い遮音性能を確保することが可能です。
スチールパネル工法は建物全体を断熱材ですっぽり包むことで高断熱高気密化を実現。
スチールの熱伝導率により、冷暖房の熱エネルギーが住宅のすみずみまで伝わり、温度ムラが最小化され、快適・省エネルギーを実現しています。
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