日本で最も普及している、木造軸組工法(在来工法)とは、地震や風を柱で支えるだけではなく、仕口や継手などの接合部分を金物で補強し、壁を強固にしている工法です。外力を軸組全体と耐力壁部分で支えています。
建物を軸組と、耐力壁で支えている為、構造計算での制限が少なく、自由な間取りを実現しやすいのが特徴です。
古くからある木造住宅は、木のぬくもりや、暖かさを感じられ、落ち着く空間になります。また、耐震性、耐火性の向上に伴い、様々な場所や地域での施工が可能です。施工コストを抑えられるのも、魅力の一つです。
室外側に通気層を造ることで、壁内結露(部屋の内側と外側との温度差により、壁内に結露が生じる)の原因となる、壁内の湿気を外部に放出します。石膏ボードや、断熱材のカビの発生や、木材の腐食を軽減する工法です。建物の耐久性の向上と、室内環境悪化の防止策として、行っております。
都市防災上の観点から、制限が加えられることがあります。防火地域での木造住宅の建築は難しいとされていましたが、耐火建築の認定工法で施工できるため、防火地域でも建築が可能です。
①根伐り
基礎底板まで掘りさげ、地耐力と地質の確認を行います。
②基礎配筋
基礎の構造に関わる重要な作業です。鉄筋の間隔、本数、施工状況を細かく確認します。
③基礎打設
コンクリートを流し込む作業です。コンクリートの品質を確認し隙間なく打設します。
④基礎完成
家を支える構造部分の完成です。型枠解体後の打ちはだの確認、土台金物を確認します。
⑤土台敷き
基礎と土台とを金物で固定し、構造体を造る作業です。1階の柱の位置、接合部分を確認します。
⑥構造躯体
筋かいや構造用合板で耐力壁を作る作業です。施工状況の確認、必要な金物の数、位置を確認します。
⑦構造躯体完成
家を支える構造躯体の完成です。法規で定められた各階の構造施工、仕様金物の再確認をします。
⑧屋根葺き
アスファルトルーフィングを敷き屋根材を葺きます、軽くて丈夫な屋根材を使用することで地震に対して、構造上有効的です。
⑨外壁防水
防水紙を下から重ねて貼りあげて、雨水の浸入を防ぎます。特に窓回りを注意して施工します。
⑩断熱材施工
防湿フィルムを室内外に向け断熱材を隙間なく充填します。湿気の侵入を防ぎ、室内の温度変化を少なくし、室内環境を向上させます。
⑪内装仕上げ
壁紙や、設備機器を取付ます。色やデザインでお好みの空間を造っていきます。
⑫完成
社員全員で仕上げを確認しお客様にお引渡をします。
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